NHKの長寿番組「その時歴史が動いた」(水曜日午後10時)の最終回の収録が4日、NHK大阪放送局で行われ、9年間の番組の歴史に幕を閉じた。案内役を務めた“殿”こと松平定知アナウンサー(64)は、「全力投球でやり切った深い安堵感に包まれています」と感慨深げに語った。

 番組は2000年3月29日にスタート。この日収録された最終回を含めて355回放送され、最高視聴率は、関東が「緊迫の24時間~新資料が明かす二・二六事件の内幕~」(03年2月26日放送)、関西が「信長暗殺を命じた男~新説・本能寺の変 浮上した黒幕~」(04年4月21日放送)で、いずれも16.7%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。

 最終回の収録では、合間に「いよいよ終わりだなぁ…、ふぅー」と大きなため息をつくなど、松平アナも名残惜しげ。スタッフから花束を贈られると、「歴史が好きで、必死になって僕がおもしろいと感じたことを伝えようと思った。僕と視聴者の方の波動が一緒になったことが、長く続いた秘訣です」と話した。

 毎週火、水曜日は収録のため大阪に来ていたが、「1度も新幹線に乗り遅れなかった。JR中央線が遅れて、階段を走ったことはありましたけどね。病欠もなく皆勤できたことが数少ない誇りです。この自信は今後の原動力になる」と、まだまだ現役。

 番組では、日本史や世界史を動かした様々な決定的瞬間や、それにまつわる人間ドラマを描いてきたが、松平アナにとっての“その時”とは-。

 「この番組が決まったこと。55歳というNHKの最晩年にこんなに良い番組に出合えた。恵まれたNHK生活でしたが、最後の最後にラッキーの仕上げができました」

 最終回は18日午後10時から放送される。

Posted by erina703 at 痞客邦 PIXNET Comments(0) Trackback(0) Hits(23)