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宮城県は24日、県北部にある加美郡内の公立小学校(児童数257人)で、児童59人と職員1人の計60人が下痢や腹痛を訴え、うち4人からノロウイルスを検出したと発表した。感染性胃腸炎の集団感染とみている。全員が軽症で、快方に向かっているという。

 県疾病・感染症対策室によると、16~23日の間、1年生4人▽2年生7人▽3年生3人▽4年生29人▽5年生5人▽6年生10人▽特別支援学級1人--の59人が症状を訴え、4年生は22、23日の両日、学年閉鎖にした。吐しゃ物を処理する際に感染した可能性があるという。

 国立感染症研究所によると、感染性胃腸炎は例年11月ごろから急増する。【伊藤絵理子】
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