ハイブリッド車(HV)の人気が沸騰する中、自動車メーカーの間で燃費向上に向けた技術開発が一段と加速してきた。まだHVを投入していないメーカーは、ブームに埋没することに危機感を募らせている。エンジン改良や運転制御など、持てる技術を総動員してHVに対抗する構えだ。
マツダは、一時停車中に自動でエンジンを止め、瞬時に再始動させる「i-stop」機能を小型車「アクセラ」に搭載した。エンジンを停止しない場合に比べ、日本の一般的な計測基準で燃費が約10%向上するとしており、今後日欧で発売する全車種に搭載する方針。山内孝社長は「エンジンや車体構造を含め、総合的に燃費を改善する」と強調している。
また、日産自動車は、熟練ドライバーの運転を分析し、燃費がいい走りを再現するシステムを開発。例えば、発進時にアクセルを踏み込んでもエンジンの回転数を抑え、無駄な燃料の消費を減らすよう制御する。小型車「キューブ」など5車種に搭載している。
海外勢では、独BMWが東芝と協力し、エンジンの廃熱を利用して発電する技術の研究を始めた。発生した電気を電子機器などに使う仕組みで、今後実用性を検証する。商品化には時間がかかる見込みだ。
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